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パキポディウム・グラキリス 冬の管理方法(12月〜2月)を”水・光・温度・管理場所”に分け徹底解説

グラキリスめっちゃ大好きマルです

今回は冬場(12月〜2月)のグラキリスの管理方法を紹介します

↓この記事を読めばこんな事がわかります↓

  • 休眠中の管理方法
  • 最適な水やりタイミングと量
  • 光の当て方
  • 適切な温度
  • グラキリスの置き場所

念願のグラキリスを買ったんだけど、管理の仕方がわからない・・・

不安なまま冬を迎えている方へ、安心して育てれように丁寧にわかりやすく説明していきます。

一緒に冬管理の不安を解消していきましょう

目次

水やり

休眠中は必要最小限でOK

休眠中のグラキリスは完全に成長が止まるためほとんど”水を必要としません

塊根部に溜めている”水分・養分”を少しずつ使いながら厳しい冬を乗り越えます

そのため水の重要度は成長期に比べめちゃくちゃ低く

逆に水のあげすぎは”夏に比べ用土が乾きにく+根っこが過剰に冷え”

根腐れの原因になるため注意が必要です

マル

寒い時期は簡単に根腐れを起こすので最新の注意を⚠️

月1回ごく少量

基本的に天気の良い暖かい日に”月1回ごく少量”水やりを行います。

なんで月1回?
  • あらかじめ回数を決めておく事で、水のあげ過ぎを防ぐ。
  • 水やりの見極めをしなくて良く、タイミングがわかりやすい。
なんでごく少量?
  • 根腐れ防止。
  • 用土をすぐ乾かす。
  • 主根が枯らさない量の水分があれば十分。

水を上げた日はカレンダーにメモして見返せるようにしておくとグッド!

水やりの3ステップ

STEP
水を準備

常温の水道水でOK

STEP
塊根部を中心に回しかける

水が塊根部を滴り落ち、主根にダイレクトに水を給水することができ、”主根の枯れ”を防ぐことができる。

STEP
乾きやすい場所へ移動

水をあげたその日のうちに乾くのがベスト!

室内→風が動く日当たりの良い暖かい場所 ※風を回す

野外→天気が良く暖かい日、日当たりと風通しの良い場所 ※日のあたる時間に限る

休眠中は光の重要性は低い

休眠中は成長を止めるため徒長することがなく、成長期のような強い光を必要としません。

よって水同様に光の重要性も低くなります

ただ塊根部でも光合成はできるので全く光をあてないのではなく、育成ライトがやんわり当たるくらい当たるようにしています。

天気の良い暖かい日は、たまに直射日光に当ててあげるとなお良いです。

安価な育成ライトで十分

育成ライトもたくさん種類があり、値段もピンからキリまで、、、何を使えばいいか迷う、、、

休眠中の冬越しだけで考えれば、強い光はいらないため安価な育成ライトで十分賄えます

自分はAmazonで購入した3,000円のパネルライト使ってます

温度

10℃以上を保つように

グラキリスの冬越しは10℃以上あるとかなり安心です

理由としては、マダガスカルの1番寒い時期が10℃前後のため

特に現地球の場合、現地の環境に合わせて管理することが大切

例外もあり、管理期間が長く根っこがしっかりしている株は、5℃以上あれば冬越しは可能ですが

その分枯れるリスクは高くなるので参考にまで頭に入れておくと良いです。

【例外】 根っこの展開が乏しい株や状態がよくない株は15℃くらいを目安に室内へ

管理場所

最低気温10℃を目安に室内へ

グラキリスは最低気温10℃を目安に室内管理へ切り替えます。

沖縄などの暖かい地域でない限り、外での冬越しは枯れるリスクが高い。

早い段階で休眠してしまった株はどうする?

ある程度寒さには当てたいので基本的に最低気温10℃くらいまでは外管理します。

寒さに当てるメリットは、

  • 花が咲きやすくなる
  • 耐寒性のアップ
  • 日本の気候に慣れさせる
休眠してなくても室内に入れる?

10℃下回る日が続けば、葉っぱが落ちてなくても取り込みます

葉っぱは落ちてなくても、成長点を確認し新芽の展開がなければ、成長が止まっていると判断してOK

温室管理が1番安心

“温室内で10℃以上保つ”

冬越しはこの環境が1番安全です。

また発根管理をする際にも、温室は使うので準備しておくのがオススメ。

逆に温室のデメリットは

    • 初期費用がかかる
    • 電気代があがる
    • スペースをとる
    • 意外と数が入らない ※大きさにもよる

    注意点として、温室だけでは温度を上げたり・保ったりすることはできません

    温室は熱を閉じ込めておくための箱なだけ、温度を一定に保つためには

    • ヒーター
    • サーモスタット(温度調整)

    この2つの道具があり始めて、10℃以上の安定した環境を作ることができます。

    コストをなるべく抑えたい方はビニール温室が安価で手に入りやすくオススメです。

    温度管理には”ヒーター+サーモスタット“が必須だよ

    温室ない方はなるべく暖かい部屋へ

    温室の設備がなく室内で冬越しをする場合は部屋の中で1番暖かい場所を見定めることが大事です。

    • 人がいる時間が長い
    • 暖房器具があり暖かい
    • いつも目に付く
    • 人の動きが激しい=風が動く

    以上の点から、リビングで管理することがオススメです。

    ※生活習慣や日当たりなどでも環境は変わるので自分のスタイルに合った場所を見つけるのがベスト!

    10℃を下回る場合は温室の購入を検討した方が無難です

    日光も当たるし窓際に置きたくなりますが、夜中は冷気で1番冷え込むので避けましょう。

    冬管理(12月〜2月)のまとめ

    • 水やりは月に1回ごく少量、塊根部から回しかけるように
    • 光の重要性は低い、やんわり当たるくらいで十分
    • 10℃以上が安心して冬越しできる温度
    • 温室がない方は、家で1番暖かい場所に置く

    冬のグラキリスは成長期に比べ、やることが格段に減ります。

    「大丈夫か?」っと不安になりますが、ここで変に手をかけすぎてしまうと逆効果です。

    自分で決めた管理サイクルを崩すことなく、春まで見守りましょう!!

    わからないことあれば何でも質問ください!!

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